小説「ふたご」藤崎彩織を読んだ.どこまでが実話?

セカオワ さおり

藤崎彩織さんの小説「ふたご」が発売になりました.早速読みました.一晩+翌朝で読み終えました.セカオワファンとしては,聞いたことあるぞ.というエピソードが数々.中には知らなかったことも書いてありました.衝撃的な話も.どこまでが実話なのかは,彩織さんのみぞ知る.小説ですからね.「ふたご」の感想&情報まとめ.

※小説を読んでいない人は,ぜひ購入し読んでみてください.この記事では若干ネタバレの部分もあります.読みたくない方は以下は読まないでください.

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ふたご [ 藤崎 彩織 ]
価格:1566円(税込、送料無料) (2017/10/30時点)

 

 

目次

ツイッターの反応・乃木坂46山崎怜奈も「ふたご」購入

引用:ツイッター

ブログの記事で乃木坂46の山崎さんも「ふたご」を購入した事を明らかに.幼いころから本が好きで.書くのも読むのもどちらも好き.彩織さんの文章が好きで,予約し購入したとのこと.将来は山崎さんも小説家に?

春名風花とのやり取り

引用:ツイッター

ん,私もどこが実話かわからなくなりました.ただ,ラジオ等で話していた事は実話だとすぐにわかりました.大部分が実話に近いように思いました.

 

引用:ツイッター

彩織さんは.ホントに心が優しい人なんだと思います.

 

小説「ふたご」大様のブランチで本の紹介

2012年の夏

深瀬さん「彩織ちゃん,小説書いてみなよ」

彩織さん「そんなの無理だよ」

深瀬さん「書いたことがないんだったら,何で無理ってわかるんだよ」

深瀬さんの名言ですね.人生において何事やってもないのにあきらめたり,挑戦してないことが多いですね.まずはやってみること.行動することが大事ですね.とても参考になります.

「ふたご」の感想

小説は,ほとんど深瀬さんと彩織さんの話だと思います.(どこが実話かは不明.自叙伝的小説でなく小説ということなのであくまでも小説)

先にも書きましたが,小説ですので.すべてが深瀬さん&彩織さんの間に起った事実ではないにしろ,今までラジオ.メディア等で語られてきたセカオワの話が度々出てきます.他のメンバーもラジオで話していたことは実話だと思います.

読みやすい文章で一気に読みました.時々,読み仮名がふってある.難しい漢字が出てきて.この意味は?と考えることもありました.(私の知的レベルが低いからです)

主な登場人物は月島悠介.西山夏子,ちぐりん,ラジオ.その他.小説は一部と二部に分かれています.

一部は悲しい・苦しい話が主かな.そんな中にも,思わずクスっと笑ってしまうようなところもあり.シリアス,深刻な場面が多いですが,淡々と読めます・

後半,ラストに向かって,夢への実現への話が展開.ラストはセカオワファンでなくても感動するのでは,私も,思わず泣きそうに.

夏子の葛藤・苦しむ心理描写が出てきますが,私も似たような経験があるので痛いほどわかりました.また,数々の月島の名言が所々に散りばめられています.何かの夢を実現する時,目標達成としての自己啓発本としてもおススメ.考え方など.

恋愛本としての見方をすると,月島と夏子はお互い共依存の関係になっています.精神的に自立できない人同士が.お互いに共に頼っている.依存し合う場面が度々登場します.

人間は一人では生きていく事ができないので,誰かに頼る,ことは必要ですが.自分の行動を誰かにコントロールされていては男女の仲になるのは難しいな.と思いました.

夏子の恋は叶わなかったのかな?夢は実現した?ラストでは友達.バンドのメンバーとして上手くいったと言えそうです.

4人のメンバーが出会い,バンドを組んで世の中に音楽が届けられた.そして,音楽のみならず,文字として小説として,表現することができた.ん,本当にこれは奇跡ですね.

そして,今こうして私にも希望を与えてくれた.藤崎さんありがとうこざいます.気が早いですが,続編も期待しています.

「ふたご」小説家彩織さんについてはこちらの過去記事も参考にして下さい

小説「ふたご」深崎?

さおり・小説家

「ふたご」発売記念トーク&サイン会

東京・神保町.三省堂書店で小説の発売を記念して,トーク&サイン会が行われました.早くもなんと10万部突破だそうです.そして,週間の売り上げが文芸(小説)ジャンルでは1位だったそうです. おめでとうこざいます.

引用:ツイッター

人気バンド・SEKAI NO OWARIのSaoriこと藤崎彩織の初小説『ふたご』(10月28日発売/文藝春秋)が週間1.7万部を売り上げ、11/6付オリコン週間“本”ランキングのBOOK(総合)部門で2位に初登場。「文芸(小説)」ジャンルでは1位を獲得した。

ミュージシャンによる小説作品の総合2位は、これまでの最高位。また、「文芸(小説)」ジャンルでは、2014/4/7付で加藤シゲアキ(NEWS)の『Burn. -バーン-』以来、2作目となる

引用:オリコンニュース

 

トーク&サイン会のインタビューでは

さおり「いつも隣にバンドメンバーがいるんですけど,こうやって一人でいるとなんだかすごく心細くて,本当に来ていただいて嬉しいです」

「深瀬君は私に小説を書いてみなよ,って言ってくれたんですけど,LINEが届いて・すばらしかったです・と書いてあって」

「やっぱりSEKAI NO OWARIの活動がすごく忙しいので,メンバーが応援してくれたら,またぜひ書こうと思っています」

と語った.

コメント

タイトルとURLをコピーしました