セカオワSaoriさん「ねじねじ録」読書感想文

セカオワ さおり
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Saoriさんの「ねじねじ録」読みました。エッセイなのでサクッと2日間で読み終えました。「ねじねじ録」の感想。まとめ。ネタバレもあるので、読んでない人は、先に読んでから閲覧することをオススメします。

目次

装画・牧野千穂さん

なんとも、温かい雰囲気の装画は牧野千穂さん。絵本も買いておられるのですね。今までの装画を見たら、手にとった本も。そして、これから読んでみたいなと思う本もありました。

装画はこちらを参考に→牧野千穂・本棚

また、カバーを外しても御洒落な作り、本好きの私としては嬉しいです。

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賢い人の共通点?

一般的に勉強ができる、学歴がある人は記憶力がすごいですね。私なんて小学生の頃の記憶は断片的に残っているのだけれども、発言した内容まで鮮明には覚えていない。その点、Saoriさんは小学生1年生だった頃のある日の出来事を詳細に綴っています。

誰が何を言って、何処でどうしたかをよく覚えていますね。賢い人は、明確に記憶として残っているんだなと。凡人との違いか。

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芸能人・作家・ミュージシャン・母親としてのSaoriの日常

料理や園芸、銭湯に行った話、子供との何気ない日常から感じたこと。それを読んで、Saoriさんも私と変わらない人間なんだと。悩んでいることが同じだったり、共感できる部分もあり、親近感を感じました。

セカオワ。ミュージシャン。芸能人としてのSaoriさんは、私からすれば憧れの存在で、何でもできるスーパーウーマン、私とは違う人と感じていましたが、このエッセイでは、へえ・・・ 「ねじねじ」しているなとか、私と同じことで悩むこともあるのだと、ちよっと安心しました。

さおりさんは、宇宙人? でもなく当たり前ですが、私と同じ人間でした。ただ、有名人・有ることを成し遂げている人は、もともとの才能と並外れた努力をした人なんだなと思います。

このブログの記事を書くだけでも、エネルギーがいるのに、子育て、家事、ミュージシャン、作家、マルチな活動をするとは流石に凄いです。

セカオワの裏話

ライブでの話や、Silentの楽曲、誕生までの経緯。メンバーに宣言したこと。などセカオワファンなら、くすっと(笑)ことや、今まで明らかにされていない初めて知ること、感心されることが。

私もTarzanに掲載されることを願っています。

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女性からの視点で社会への提言

子育てについて、出産後の悩み、出産する権利について、平等とは、IUSについて、性教育についてなど。女性からの視点で書いてあり、男性の私としては参考になりました。 特にIUSについては、医療系の仕事をしていますが、初めて知りました。

産後のうつ、子育ての大変さについて・・・はい、男性、社会がもっと協力できれば、良いと思います。家事・教育は女性がという時代はとっくに終わっていますからね。女性が社会進出したことで、人それぞれの考え方、社会が変化する必要がありますが、まだまだ、追いついていない部分はありますね。

国会議員の女性の比率を見ても明らかです。制度を作っているのは男性なのですから・・・

Saoriさんのような影響力のある人が、この本に書いてあったことを拡めることはとっても意義があることだと思いました。

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