セカオワ、3年ぶりのドラマ主題歌「サラバ」の歌詞研究とドラマの感想など。
目次
ドラマ「わたしのお嫁くん」
「わたしのお嫁くん」は、2023年4月12日からフジテレビで放送されているドラマ。原作は柴なつみの同名漫画で、脚本は橋本夏さん、演出は紙谷楓さん、城宝秀則さん、水戸祐介さんが担当。
主人公は速見瑞希(波瑠)というキャリアウーマンで、家事が苦手でズボラな性格。彼女は会社の後輩である小林悠(高杉真宙)と恋に落ちますが、彼は家事が圧倒的に得意で、まるでお嫁さんのような男性です。ふたりの恋愛を中心に、周囲の人々の人間模様も描かれる。
主題歌 SEKAI NO OWARIの新曲「サラバ」
ドラマ「わたしのお嫁くん」の主題歌に、SEKAI NO OWARIの新曲「サラバ」。この曲は、ドラマのテーマに合わせて書き下ろされた。ドラマは、波瑠が初めてフジテレビ水曜ドラマに主演し、高杉真宙と初共演するラブコメディー。
Saori(SEKAI NO OWARI)
「原作とドラマの台本を読ませていただいた時、この作品に是非参加させていただきたいと思いました。本当に伝えたいことを、楽しく面白くポップに描いている『わたしのお嫁くん』のバランス感覚が大好きです。初回放送は、メンバーと家族、友だちたちみんなで見る約束をしているので、今から楽しみにしています!」
波瑠
「今回の主題歌がセカオワさんだと聞いてすごく楽しみにしておりました。本当に聴いたばかりの感想なのですが、目の前が明るくなるような、自分がもっと頑張れる気がしてくるような、とてもすてきな曲で感動しました。好きな人が隣にいるだけであふれてくる、勇気やあたたかさを実感させてもらいました。たくさん聴いて、元気をもらって撮影頑張ります!」
オープニング曲「バタフライエフェクト」 Saoriさんメインボーカル
いや、サプライズ。「サラバ」が流れるかと思いきや、女の人の声。え。もしかしてSaoriさん。SNS上でも話題に。
オープニング曲はSaoriさんメインの「バタフライエフェクト」でした。
バタフライエフェクトとは
もともと使われる意味は以下。
(butterfly effect)は、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象。カオス理論で扱うカオス運動の予測困難性、初期値鋭敏性を意味する標語的、寓意的な表現である。
気象学者のエドワード・ローレンツによる、「蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも遠くの場所の気象に影響を与えるか?」という問い掛けと、もしそれが正しければ、観測誤差を無くすことができない限り、正確な長期予測は根本的に困難になる、という数値予報の研究から出てきた提言に由来する
引用:wikipedia
なんだか難しいですが、セカオワらしい。博識がないとこんな言葉を曲名にできないですね。
わたしのお嫁くん・オープニング曲「バタフライエフェクト」歌詞
予測困難な未来をくぐりぬけ 無意味な混乱と秩序繰り返して
小さな撹乱のゆらめきを起こす 複雑な最短ルートで行く
待っててよ数え切れない数の星よりも多い奇跡のうえでやっと出会えたのに
なんでかな信じられないくらい間抜けで 失敗と後悔の連続の日々だ
トウットウットトゥル 蝶が舞う
偶然に満ちた必然を愛したい トウットウットトゥル
今日がまた 君の隣で笑ってられるように トウットウットトゥル
今日はまた 君の隣で笑ってられるような
生まれてくること自体奇跡。カオスな混沌とした世の中のなかでものすごい確率で出会えた二人。
なのになんで上手くいかないのだろう。もっと愛おしく、大切にできないのだろう。そんな感じですかね。
SEKAI NO OWARI「サラバ」:歌詞
歌詞は正式なものでないので、わかる範囲で
失ったものばかり 値がついた いつだって 時の中で変わった
なんでだってこんな 寄ってたかってそんな でも何度だって悩まされるもので
怪物だとか 夜の魔人とか そんなの出てこないのに戦ってる
間に合わなくなって 全速力でかけて ため息ついてたけど
サラバ普通が苦痛だった日々 手を振ってみれば ほら今はもう
私の隣には君がいて 失敗しながら一緒に歩いてる
サラバ変わりゆく町並みを見て 歩いて行こう 遠回りで帰ろう
散らばった星とふぬけたビール いつだって変わった常識のルール
酔っ払って言った 調子乗って言った 言葉の責任だけは残る
目には見えない呪いの類とか そんなの気づいてから戦ってる
間に合わなくたって自分で選んだ道を 進んでいきたいから
サラバ 疲れた って溢した日々 手を振ってみれば ほら今はもう
私の隣には君がいて 厄介なものだって一緒に立ち向かう
サラバ変わりゆく町並みを見て 歩いて行こう 遠回りで帰ろう
両手一杯の花束みたいに 幸せだって受け取っていいと
恐れることは何もないんだと ふと思っていた君の隣で
サラバ普通が苦痛だった日々 手を振ってみれば ほら今はもう
私の隣には君がいて 失敗しながら一緒に歩いてる
サラバ変わりゆく町並みを見て 歩いて行こう 遠回りで帰ろう
作詞:Saori 作曲:Nakajin
[普通が苦痛] 韻を踏んでますね。 心地よい。
以下、歌詞からイメージした事。
何も変化のない日常。会社・学校との往復。私は1人だった。つまらない日々を過ごしていた。
が、大切な人が出来た。ただそれだけでありふれていた日々が特別なものになった。手を振れば振り返してくれる。「ただいま」のあいさつに「ただいま」ただそれだけで幸せ。
家事が得意な彼、仕事が趣味な彼女の二人。それぞれお互い得意なこと、苦手な事はある二人。凸凹な二人。けんかもするがお互い尊敬・成長しあえる存在。
急がば回れ、二人で濃厚な体験をしながら人生をゆっくり歩いて行こう。
SEKAI NO OWARI「サラバ」の歌詞から学ぶ
間に合わなくなって 全速力でかけて ため息ついてたけど
→ 私って、何のために頑張ってるの?そんなに急いで、効率を求めて、損得ばっかり考えて、もう疲れた。
サラバ普通が苦痛だった日々 手を振ってみれば ほら今はもう
→こんな毎日が嫌だ。辛い。 ふと肩の力を抜いて、もう一度、見つめ直す、考え方を変えてみると。
私の隣には君がいて 失敗しながら一緒に歩いてる
→大切な人、今まで得た事(してもらった事)、大事にしている事がある。苦しい時も寄り添ってくれる。一緒に生きてくれる仲間、家族がいる。
サラバ変わりゆく町並みを見て 歩いて行こう 遠回りで帰ろう
→世の中は快適さ、便利さを求めて変わって行くけど、凸凹の私たちは私達のペースで日々の小さな幸せを感じながらゆっくり生きて行こう。
SEKAI NO OWARI「サラバ」の歌詞 Saoriさんの想い
Saoriさんの歌詞に込めた想いは以下
Twitter:Saoriより
Habitでも 「壊してみせろよ その Bad Habit」 とありましたが
人間知らず知らずのうちに○○しなければ。〇〇しないと。みんながそうだから。
女性が子育て、家事をしなくちゃ。男性は仕事でお金を稼いで家族を養う。などありますが。
それらに囚われすぎになると人生、窮屈になってしまいますね。
で、この日本で自分の生きたいように生きていくには、いろいろと課題もあり、困難な事もあるが、自分が変わって(前向きに)、生きる。
そうすれば、世の中もより生きやすいように変わると信じて・・・今日を懸命に生きましょう。
セカオワは最強マルチバンド
「オープニング曲は女性に歌ってほしい」と考えていたドラマのプロデューサーが、SEKAI NO OWARIのツアーでSaoriが歌唱する姿に感動したことがきっかけでオファー。SEKAI NO OWARIの新曲「サラバ」が主題歌となったことに加え、Saoriがボーカルの「バタフライエフェクト」がオープニング曲に決まった。
メンバー4人が歌える。3人が作詞、作曲できる。これはバンドとして物凄い強みですね。セカオワは最強バンド。
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